保育士みんながひとつになれば、
狭い庭をもっと有効に使えるようなるのでは?(質問・園庭編)
狭い庭をもっと有効に使えるようなるのでは?(質問・園庭編)
◎ 寄せられた希望やご質問を、一緒に考えてみますと・・
以上、東間に寄せられたご質問へのお答えです。
狭い園庭を有効に使いたい・・ 狭いから・・とあきらめないご質問が素敵です。 保育園庭の狭さに対し、園では遊びを曜日や時間の振り分けや散歩頼りが現状です。 しかし、乳幼児がそれぞれ庭に出て遊べる工夫はいろいろあります。 ・サッカーなどは、4~5歳組がボールを持ち、園外でできる場所に遠征。 または11時15分ごろから試合を始めて1ゲームくらいは暴れるとか。 ・好まれる乳児の遊び場を作り、おおよその人数をそこに吸収できるとか ・関心を惹ける遊具類で遊びの形態を、走り回りから創意工夫できる遊びに変える等 保育士みんながひとつになってやりたい そこです。みんなが遊ぶ場所だから担任の意向がばらばらでは、できません。 ・安全でさえあれば皆異議なし。まずは職員の意思統一。 幼児は長い距離を走り回らない。むしろ小集団での活動を期待できる環境をつくる。 ・究極は、園児全員が庭に出て遊べて大満足。(これも不可能だった庭は10%程度でした) ・皆が遊べれば自然な異年齢保育。(特に1~2歳組は幼児の活動を懸命に観察します) 今まで”危険が先立ち”なかなか庭遊びの改革ができなかった そこです。でも、改革したいこの発言が浮かび上がってきたことは重要です。 ・2歳までは室内で「しっかり歩き」ができる環境で遊び、転ばなくなる。 ・遠慮しながらのお答えですが、遊びに(可動遊具)を加えてもう30年間、 受診を要した怪我の情報が全くありません。 保育士は安全に対応できる力量を十分身に付けているということです。 安全のための「身体活動の基本」が身に付くには 0~2歳組の”屋内活動”で身に着く巧みな身体能力 ・室内では静かに遊ぶ。”なるべく座って遊ばせる”から、抜け出しましょう。 ・転ぶことでバランス活動が上達する・・だから、転んでも痛くない屋内が練習場 興味関心の強い遊具(大きくて重く、安全性のある可動遊具))の多さが決め手