- 暑いですね!新遊具の紹介を休み、今月はちょっと提起といきましょう |
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園庭遊具にはいろいろな太さの鉄パイプが使われています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
パイプの直径を測ってみると、 (1)子どもにつかませるつもりの細いパイプ-鉄棒、タイコバシ、ジャングルは25mm |
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(2)遊具を支える太いパイプ-タイコバシの両端、のぼり棒のてっぺん、ブランコ縦は50mmなどです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
鉄棒は25ミリの太さなので、つかめる | |||||||||||||||||||||||||||||||||
つかみきれない太さを足で補っている。すごくうまい「渡り」もするが | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ブランコの支柱に登る時は、足の裏も使うので安定する。ただし、上からのぶら下がりは太すぎてつかめない | |||||||||||||||||||||||||||||||||
子どもは太いパイプでも区別をせずにぶら下がったり、渡ったりすることがあります。 子どもが50-60mmのパイプをつかむということは、大人の手で90mm、ちょうどセロテープの外側の太さに相当します。手がすべって落ちるのはこの理由でしょう。 |
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子どもはパイプの太さをどのように感じているのか、実は聞いてみたことがあるのです。 「62年2月 安全学会発表-安全性からみた鉄パイプの太さについて」 5歳児組に25,33,40mmのパイプ渡って、比較してもらったのです。 |
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25、33、40のパイプを渡ってもらう | |||||||||||||||||||||||||||||||||
その結果、33mm、40mmの太さより25mmの太さのほうが渡りやすくつかみやすいと答えた子どもが80%以上でした。 しかし現実には、太いほうにも取り付き、うまく渡る子も多いが、すべって落ちる子もときどき。 前回りで落ちるともっと、危険、ですね。太いパイプの存在は、なにか気になるのです。 ご意見あればうれしいです。 |
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