保育の質、遊びの質を論じる前に、昔と違う現状を先ず、見てみたいですね
・今回は、身体活動に関して現状を見る。ひとことで言えば
庭(外)遊びの環境が、昔よりすごく貧しくなっていることを挙げてみます

Ⅰ 子どもの園庭遊びの環境や保育形態は
・固定遊具 →多くが撤去されてしまったまま。残ったものは・・すべりだい→あっても、殆どの園で使用禁止の時間が長い
登り棒 →登りたくても体力的に3歳児組以上しか登れない
鉄棒 →実は怪我の率が一番高いが、使用率が低いから目立たないだけ
砂場 →広さからいって、およそ園児数の10%しか遊べない。
玩具も少なく、砂や玩具を砂場以外へ持ち出しは禁止になっている
・一斉指導は→大人が主導すればルールも混乱しないから楽しめるものの、サッカー、
ドッジボールやおにごっこ等は庭の狭さや乳児への配慮で制限がある
また、一斉に遊ぶ競技ばかりでは長い時間続かない
・散歩は →せっせと出掛けるが、日常的に転ぶ子どもは増えている。
公園の遊具は主に10歳向きのものが多く、大きい怪我が心配
散歩の目的や効果の明確化も、いまいち
Ⅱ その他の現状
物理的条件→固定遊具の撤去と、使用制限の強化園以外の遊び場として空き地や緑地は殆どなくなった
園庭の狭さから、園児は時間差で園庭を使用している
固定遊具の他の可動遊具等を購入する費用の激減
その他 →保護者の怪我に対する緊張感が子どもの自由性に影響
遊びの一斉指導をする時間は減少している
お約束(禁止事項)がいくつもあるのは今も変わらない
Ⅲ 今回は、30年ほど前とは違う現状を列挙してみました。他にもあれば、教えてください
Ⅳ 最後にひとつ 幼稚園には文科省の「幼児期運動指針」が出た。この4項で具体的に
たとえば・・と、ぶらんこ、すべりだい、鉄棒、素材用具類等の導入が示唆されている。
幼稚園の園庭は、これでまた固定遊具が増えだす?
それなら保育園はどうなる? 保育士の意見は?・・