現状
0・1・2歳組室内遊びの“困っている状況”の項目から選んで回答してもらいました。(関東、関西地区の0~2歳組担任約400名、去年と今年の回答の集計結果です。
・奪い合いと、これに関わりのある叩く、引掻く、かみつくなどのトラブルが | 1位 |
・ぐずぐず泣き、だっこの求めや奇声をあげるなど情緒に関する件が | 2位 |
・走り回り、玩具を投げるなどエネルギーの発散要因が多そうな項目が | 3位 |
対応→室内遊びの“困っている状況”を意図的に変える。その方法はおよそ二つに分かれるようです
(1)保育士の主導→座って静かに、長く遊ぶことを習慣付ける
保育はどうするの?「静かにしなさい!」とか、絵本読んであげるから・・と言って座らせる?
保育士が一生懸命走り回りをやめさせるなど、子どもへの注意を繰り返し、言い聞かせを行って遊びに誘導していけば子どもはだんだん静かになっていきます。座って遊んでくれれば“困っている状況”はなくなるし、保育士にとってもありがたいこと・・となりますね。
このような保育実践は、子ども本来の自然な姿が変わっていく―変えていく?育て方ではないかと思います。この年齢ではおとなしい子に変わっても、育ちの先にいつか来るかもしれない“ツケ”について考えていく必要があるのでは?と思うのですが。