２００８年１月

テーマ　自発性に関係ありや

トーマが、とある保育園を訪問しました。園庭は広く、可動遊具がたくさんあって大勢の子どもが夢中に遊んでいました。

ところで、この一隅の風景。可動遊具である小さい椅子をせっせと運んでは並べている若い先生を見かけたのです。３歳組の担任。

椅子を並べたら、やおら自分の組の子どもたちを一人ずつ連れてきて順に腰掛けさせているのです。
トーマは思わず「ウーン」。だって、椅子並べて腰掛けるのなんて２歳組が簡単にするもの。
なんで？と、トーマは思わず担任の行動に注目。

「ア！自発性ですよネ」と気づいたにもかかわらず、次は腰掛けて子どもを囲い込んで先生の長話・・・（他の組の子らは勝手に周りで自発性して遊んでいる中で・・）
長話って、自発性と関係あるの？（そんなのカンケイなーい！）トーマには何か不可解。

そこでトーマのひっそり一人会話
トーマ　「先生、どーしてリード続けてンの？」
担任　　「べつにイ、このときだけたまたま主導しただけですよ、あんまり深く考えてないで－す」
たぶん、コレで会話は終わりだな。

しかしぐずぐず、トーマのひとりごと
（そうね、深く考えてばかりもいられないわね、もちろん、先生のリードでもちっとも悪くはないですよね。まあ、たまたま子どもとのやり取りの時間をとっただけだったんでしょうネ。）
そしてさあ、こんなのトーマの単なるおせっかいだったのか。（黙ってりゃ良かったンかなあ。）