"噛まれる"ショックは強く、単なるけんかやトラブルをはるかに超えるダメージを与えられる。これだけは避けたいものですね。
いくら注意をしていても、かまれてしまう。防ぐことは不可能か?
以下はあくまでも対策のための会議であるが・・
・防御率の高さは、原因の追及、明確化による
・防御率の高さは園長その他経験者の指導力による
・防御率の高さは、保育士の連携力による。
・防御率の高さは、保育環境による。
もっともなこと言い合っている間に一年間過ぎてしまうよ。
いやいや。保育の歴史的には、もう40年間もたってしまっている。
皆で基本、根本なんて騒いでいる園でも噛みつかれはさっぱり後を絶たない。
もー、話し合いとか何とか言いあってる間に、
とりあえず、自分一人がまず走りだせばいいんだと、思うがナー!
そこでー、
保育士一人で、勝手に"噛まれない対応"することのおすすめです
今日が今日の、かわいそうな被害者を、救済しよう!
あなた一人でできる例・・吉田保育士のことを、お伝えしまーす!
トーマが園長で、そのころ0歳組児12名で保育士4名中、吉田保育士は唯一の新人。
ところが・・彼女が休むと園長トーマは憂鬱なのです。その日は噛まれ、が多い、ということを、トーマはわかっちゃったから。
降園時、噛みかみやひっかきの痕(あと)もさんざんな無念の親子らに平身低頭。
ほらね、吉田が休むとこれなんだ。
しかし、この事実を他の先輩保育士は残念ながらわかってない、今日は子どもは荒れてるワ、っていう程度。ここがもう問題なんですわ、と、わめきたい気持ちを、はふはふ押さえて砂をかむ思い。
だからさあー、あたしが0歳の担任やりたいよ。と、嘆くトーマ。現実がひどいと自分なら噛まれないようにできるなんて錯覚にも取りつかれる。
それでー、噛まれない方法って、なーに?ああ、あなたには、教える教える。
吉田保育士の水際滑り込みガード、それだけ。
なにしろ体がひらりひらりとある時は抱きとめ、ある時は服を引き、またあるときは子どもの前に掌をさっとくぐらせる、だから・・それだけで室内は、また保護者までもがなんとか心静かに日々を過ごせたのだ。
彼女はバレーボールの選手だったという、鮮やかな動きはその証拠。
以下、非現実体験つまりトーマと先輩経験者保育士とのバトルシュミレーション。
先輩経験者 え?体が素早く動ければいいの?でもあたしは選手じゃなかったから・・
トーマ園長 そんないいぐさ、通用しない。分析してみよーか
第一 彼女は、経験の無い分を、早い体の動きでおぎなって防いでるのだ。
第二 経験者は、体が早く動けなくても事前に察知し、動きの遅さを補える筈
第二 経験者は、体が早く動けなくても事前に察知し、動きの遅さを補える筈
先輩経験者 だから、起こる原因話し合ってるんじゃないですか・・
トーマ園長 燃えてる家を前にして、どーやって消すのかなんて話し合ってる場合じゃねーだろー!
先輩経験者 当たり前でしょ、こっちだって努力してるんですよ。園長やってみてくださいよ
トーマ園長 待ってましたよ!(こう来るから、園長も歳とってらンないのだよ、皆さん)
大変失礼を申しあげましタ。
噛むことへの事前察知であるが、ボールが飛んでくる角度や速さを、先に読めるようになるのは理論ばかりでなく、実地練習だ。
ダッシュが先
空振りに終わっても、みっともなくてもすべりこみガードは、効き目あるんではないか?なぜ察知できない吉田保育士がダッシュだけで防いだのか?
そう、体を動かしている間に、彼女は事前察知の能力ももしかして身に付き始めた?と推測できる。理論より、実践、何回かの空振りも含めて体で阻止できる体験を重ねると理論に行きつけることがあると思う。
(この部分は奥が深い。定説なんて無い。トーマからは仮説もまだ出しにくい)
しかし厳然と言えることはダッシュ守り保育は保育力である。
うー、やるかー、できるかー、だからさー、なんだかわかんなくても理屈言う前に、噛むか?-とアンテナ張ろうよ、勝負!とね。この緊張感、は無駄にはならないと思う。
今日はこれまで。
噛まれる、という子どもの心身の傷つきを、あなたなら、きっと守れると思う。
そのうち話し合いたいですねー、関心のある方々へ。このゆびとまれ。
○以下は別の時に発表する保育が成功して噛まれなくなった実例だってある
1.ある会合で噛む、を先読みできる自信がある人との問いで・・二人の保育士が手を挙げた。2、あるクラスの頻発噛みの事前行動を把握せよと迫ったら、保育士は見つけた
3、ある園では,噛まれない環境づくりで圧勝