現状
勝手なこと言ってすみませんが・・もし私が1歳の子どもだったら自分が持っている物を「イイヨ」なんて渡すのはいや
しかし、傍で保育士に見張られていれば、「ヤダ」なんて100%通用しない
「イイヨ」と相手に渡すしかない。「カシテ」と迫る相手は憎い。「ヤダ」と心で叫んでいる。
これって、友達付き合い?言語習得?そして良い保育方法?
乏しさから、ルールに従うのだが・・
保育園では、欲しい物を強者が力づくで奪わないようにつくられたルール持っている子どもから見れば周囲の子どもはみんな敵
「貸す」子の絶望的な表情や、「カシテ」と言われないように物を抱きしめて逃げ回る
子たちを見ると、「カシテ」なんてルールはあってほしくないと慨嘆
「貸して」もらった子も、持っていれば間もなく「カシテ」と迫られる立場に変わる
もし遊べるものが多ければ、“いいよ”も友情と共に湧き出してくるんだけど
「カシテ」「イイヨ」から脱出する方法は・・ある?
・その1 超簡単な方法は撤去―そう、奪い合うものはしまっちゃう。もう子どもには出さない・その2 古い品を沢山―皮肉にも、撤去して倉庫にある玩具等を全部子どもの前に出す
という方法。奪い合いは少なくなり、皆で結構楽しめる
・その3 人気の品を手作りー好きなものが山ほど増えれば貸す必要もなくなる
遊具なら組み合わせの妙までも考え出せる
例 段ボール箱を切り、ガムテープで貼れば簡単に人気遊具に変わるんですが・・
東間の“手作り遊具の本“もあります
*あなたが変える室内遊び サンパティックカフェ*豊かな遊びを引き出す手作り遊具 チャイルド社
*0・1・2歳児の心と体を育む手作り遊具 世界文化社
簡単に作れる遊具類ですが、保育士さん方、気持ちはあっても現実は多忙ですよネー
「カシテ」「イイヨ」この言葉が、なぜなくならないのか。
豊かな遊びの環境は遠し。なかなかに“すっきり感”を持てないです。